「ふるさと納税」の制度をうまく使うと、全国の様々な特産品を年間2000円で手に入れられる。「納税」と名前がついているが、各自治体への寄付とみなされている。自治体によっては、寄付に対する「お礼」として、その地方の特産品、名産品を送ってくれる所がある。
10000円の寄付に対して、3000~5000円くらいの特産品を送ってくれる。それでは、損と思うかもしれないが、寄付したお金は、確定申告をすると「寄付金控除」として一部のお金が返金される。自営業と比べて、節税する方法が少ないサラリーマンにもできる簡単な節税策。実質の負担額は、2000円程度で、特産品がもらえる。
山口市のお礼の特産品はココでみれるが、面白いのがあった。9月最初に秋穂で行なわれるえび狩り世界選手権大会(干潟に放した車えびを素手で捕まえる大会)の参加ペアチケット(ただし、26年分はもう終了)。もちろん、山口特産の、やまぐちの魅力満載セットや活け車エビ、阿知須くりまさる、徳地黒毛和牛の焼肉盛り合わせ、などなどである。他県に比べると、山口はけっして納税額が多くない。宣伝不足かもしれない。
「ふるさと納税」は、もちろん、特産品を当てにするだけでなく、故郷になにかしたいと思う人の気持ちを満たせる良い機会でもある。一方で、知らない県にも納税できるので、通常なかなか手に入らない地方の自慢の特産品を味わう機会でもあるかも。個人的には、島根県の浜田市のノドクロ一夜干し、秋田県大館市のキリタンポ、茨城県石岡市の大吟醸酒とか。。
各県のお礼特産品をみたり、手続きにはココへ。山口市の場合、ココへ。手続きは案外簡単で、市にメールか電話して、返事が来たらYahooのココで選んで、カード払いが可能。