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2014年1月18日土曜日

”ゆとり”最後のセンター試験

”ゆとり”教育を受けた最後の高校生が、18日と19日の2日の大学入試センター試験を受ける。全国でおよそ56万人の受験生が試験に臨む。18日は社会、国語、英語、19日は理科と数学。

今年の大学入試センター試験は、全国の693の会場で行われ、去年よりおよそ1万2700人少ない56万672人が受験する予定。試験結果を利用する大学は、すべての国公立大学と私立大学の9割を含む843校で、これまでで最も多くなっている。

学部選びでは、就職に有利といわれる理系人気が続き、学校選びでは地元志向が根強い。

今年が”ゆとり”教育最後の受験になるので、もし受験に失敗して浪人になると、内容が濃くなった教科書を新たに勉強しなければならず、受験生にとってはできるだけ今年に入りたいところ。

それでなくとも、受験生は入試改革でしばらく大変となる。政府の教育再生実行会議の答申によると、大学入試センター試験を廃止し、新たに「達成度テスト(仮称)」を創設することになっている。5年先をめどに導入される見通し。