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2014年6月11日水曜日

深海生物は美味しいらしい

「リュウグウノツカイ」や「ダイオウイカ」など、昨年から、珍しい深海魚が次々に捕獲されてきている(以前のblogはココ)。また、深海の巨大ダンゴムシ「ダイオウグソクムシ」など、グロテスクな様子がキモカワいいということで、水族館で人気になっている。

さて、このような深海生物は、食べれるのだろうか、またはたして美味しいのだろうか?まず、食べることができる所だが、以下のところ。ただし、幻に近い「リュウグウノツカイ」や「ダイオウイカ」は、不可能。
  • 横浜中華街にある「中国料理 鳳林(ほうりん)」深海に生息する巨大ダンゴムシ「オオグソクムシ」の香味揚げと酢豚風の深海ザメが入った「深海定食」(1500円)
  • 静岡県沼津市の魚重食堂では、「深海天丼」(1100円)「深海魚刺身定食」(1500円)が人気。
  • 静岡県沼津市のハンバーガーショップ「沼津バーガー」は白身の深海魚「メギス」を使った深海魚バーガーを販売している。
以上については、美味しいということらしい。

「ダイオウイカ」は、20m近くにもなる巨大イカ。体組織には浮力を得るための塩化アンモニウムが含まれているため、食用には適さないとらしい。

「リュウグウノツカイ」は、世界最長の硬骨魚類で長さが10mを超えるものもいる(写真↓)。リュウグウノツカイを鍋料理として食べたことがある「さかなクン」によると、「上品ながら、さっぱりとしたおいしさの中に脂ものって、思いのほかおいしい!例えて言うならば、地鶏のお肉に似ている」と絶賛していたという。

巨大ダンゴムシ「オオグソクムシ」は、カニやシャコに似た味で案外美味しいとのこと。

考えてみれば、ウニやナマコも最初に食べた人は、えらいと思う。どんな気持ちだったのだろうか。


リュウグウノツカイ2