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2014年7月23日水曜日

マクドナルドとファミマ、中国の期限切れ肉使用

中国・上海の食品会社「上海福喜食品公司」が、保存期限が切れ、変色したりカビが生えた鶏肉、牛肉を出荷していたり、床に落ちた肉を使っていると、中国国営の新華社通信などが最初に報道したのが、この事件の端緒。

新華社通信が潜入捜査してつきとめたという。最初の報道は、「上海福喜」のずさんな取り扱い肉は、中国国内中国マック、中国KFC、中国スターバックスに使われていたということだった。

ところが、この肉が日本や米国にも出荷されていたことが明らかになった。日本マクドナルドは、22日、「上海福喜」から仕入れた鶏肉を使ったメニュー「チキンマックナゲット」の販売を停止したと発表。他国の鶏肉を使った製品に切り替えると発表。

ファミリーマートも上海福喜から仕入れ、約1万店で販売していた「ガーリックナゲット」と、21日に東京都内など10店で試験販売を始めた「ポップコーンチキン」の取り扱いを22日に中止した。

吉野家、イケア、ドミノ・ピザとサブウェイは上海福喜食品の食肉を使っていたが、今は使っていないという。ケンタッキーフライドチキンも使っていないと声明を出している。

中国の食品のずさんな取り扱いには驚かないが、その肉が加工食品として、それも大企業の食品として日本に入ってきていることを、今回のニュースで初めて知った。

中国製の肉を使っているということは、その飼料には農薬がたっぷり入っているということで、これで日本の食の安全が守られているのだろうか?

中国肉