白黒の柄の生物は案外多い。
シャチ、シマウマ、バク、シロワケイルカ、サフォークという顔だけ黒い肉食用の羊、ハクセキレイなどたくさんの鳥、ゴマダラカミキリなどたくさんの昆虫。
色がついて見える優れた眼を持つ生物はそんなに多くないので、基本的に体の色は、白黒模様で事足りるはず。
たまたまネットで見つけたパンダ柄のアリをご紹介(↓)。南米チリとアルゼンチンに生息し、パンダアリと呼ばれているが、本当はハチの仲間(ハチとアリは親戚だが)。
ハチの仲間なので、腹部には針を持っている。全身にビロードのような毛をもっていて、色が白黒に分かれている。
アリバチの仲間は、他の昆虫の幼虫やさなぎに寄生する寄生バチで、メスには羽がないので、ほとんどアリに見える。