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2016年1月30日土曜日

これで解消:ノド痛を治す6つのポイント

冬場ノドが痛くなるとなかなか治らないので、痛くならないように日頃から気をつけることが大事。また、痛くなりはじめたらそれ以上悪化させないようになんとかしたい。おススメの「ノド痛を治す6つのポイント」をご紹介します。

冬は空気が乾燥していて、ノドの粘膜が乾燥しやすい。ノドは、空気を取り入れる器官なので、ちょうど掃除機でゴミを集めるようにウイルスや細菌を集めていいるので、それらに感染しやすい。

また、ノドは飲食する器官でもあり食物の最初の通過点なので、ノドの組織を傷つけやすい。カラオケなど大声を出してノドを酷使しても、機械的に傷つけることになる。

ノドが痛く(咽頭痛)なるのは、ノドの細胞や組織にウイルスや細菌が感染したり、傷がつくから。この傷を修復するのは、免疫細胞の仕事。腕に怪我をして化膿したときに膿みが出るが、これは免疫細胞が細菌と戦って討ち死にした結果。膿みは、免疫細胞の成れの果てなのだ。ひどく感染した後、回復すると色の違う(緑の)痰が出て来るのはそのため。

また、寝ている時は口呼吸になりやすい。口が開いていると、口内だけでなくノドも乾燥しやすく、その結果ノドを傷めることになる。 

以上を踏まえると、ノドを傷めないようにする対策の6つのポイントが見えてくる。

  • ノドを乾燥させないこと。マスクは他人の風邪をもらったり移すのを防いだりする目的だけでなく、ノドの乾燥を防ぐ最大のアイテム。マスクなしなら、部屋の中では、加湿器などを使って、湿度を40-60%に。ノド飴はノドの乾燥を防ぐのに役立つ。案外知られていないおススメなのは、ガムをかむこと。唾液が口腔内にあれば、乾燥しない。
  • ノドを温めること。外気温が低いと、吸い込む息も冷たいため、ノドを冷やすことになる。ノドの粘膜に張りついたウイルスや細菌を攻撃する免疫細胞を元気に保つには、温めることが大事。ネックウォーマーやマフラーをしましょう。
  • こまめにうがいをする。ノドの粘膜に張りついたウイルスや細菌はこまめなうがいで除く必要がある。イソジンのようなうがい薬でもよいが、歯磨きなどで使う洗口液でもよい。
  • 口呼吸を治す。口をポカンと開けていると、ノドはどんどん乾燥します。口呼吸を治す方法については、以前のBlogを参照(ココ)。
  • 睡眠時にも、①・②を守る。寝る時にもマスク、ネックウォーマーをすると、経験上だいぶ違います。ネックウォーマーの代わりに、マフラーや手ぬぐいでも大丈夫。
  • ノドの痛みをとる薬を服用する。熱を伴うか、咳、痰、鼻水を伴うかで違うが、ノドの痛みだけなら、総合感冒薬より専用のペラックT錠などがおススメ。
ノドが痛くなったら、体調も下がってきているサインなので、むりせずに上の対策をとりましょう。



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