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2016年1月22日金曜日

CoCo壱番屋カツ横流し事件の顛末

1月13日、カレーのCoCo壱番屋が廃棄を頼んだビーフカツが、不正に転売されていた事件があった。一昨年に大問題になった、マクドナルドのチキンナゲット期限切れ肉問題を思い出した。

マクドナルドの事件は、中国上海の食肉加工工場で、期限を過ぎた肉や地面に落ちた肉をそのままミンチにし、賞味期限も新たに付けられて日本に出荷していたことが発覚したもの。この事件は、現在もなおマクドナルドの経営がアブなくなるほど尾を引いている。

今回のココイチの事件では、ココイチが自社のビーフカツ(40万個)に異物混入の疑いがあるため、産業廃棄物処理業者のダイコーに廃棄を依頼した。

ところが、ダイコーはカツを廃棄せずに、「みのりフーズ」に転売し、愛知県内のスーパーで販売された。

ココイチに勤務するパート従業員がスーパーマーケットで販売されているのを発見し、通報したことで発覚した。

「みのりフーズ」はダイコーを介して、「ニチレイフーズ」が廃棄処分した肉加工品も転売していたことも18日に発覚し、それ以外にも「マルコメ」の賞味期限切れのみそや「イオン」の廃棄食品も保管していることが分かった。

まだ確定的なことはいえないが、「ダイコー」と「みのりフーズ」が結託して、これまでも廃棄食品を転売して市場に出していたようだ。

マクドナルドのチキンナゲット事件で、中国人の行動にショックを受けたのは、日本ではこんなことはありえないと思ったからではないでしょうか。