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2016年2月4日木曜日

イノシシ似の魚:クチバシカジカが♡可愛い

以前に紹介した、スライムやポニョそっくりの「ダンゴウオ」(ココ)と人気を分けるのがイノシシ似の魚「クチバシカジカ」だ。たくさんのダイバーが観察を目的に海底に潜るという。

相模湾以北の太平洋側、特に岩手県~宮城県沿岸の浅海に棲んでいて、3.11の大震災で大被害を受けた地域の南三陸町では、一度姿を消したそうだが、再び現れたので、復興のシンボル「クチ坊」として可愛いキャラクターになっている。

「クチバシカジカ」は、体長7−8cm、口が尖っていて、体にはとげのような突起がたてがみのようにたくさんはえている。見た目はまさにイノシシそっくり。英語名はgrunt sculpin もしくは grunt-fishで、gruntはブツブツ言うという意味で、実際海底をヒレを使って這いながらブツブツ言っているように見える。

海底にある空き瓶や貝殻に棲んでいて、メスはオスを追いかけ、岩の割れ目などに追い込み卵を産むまでオスを閉じ込めるという。オスはこの卵塊を守るのが役目。エサは小形の甲殻類を食べる。

動きがかなりカワイイ。ぜひムービーをみてください(↓)。


クチバシカジカ
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