庭のキンモクセイの下に「コノハガ」がいました。木の葉ソックリの蛾です。
小学校の時に、学校内で見つけて理科の先生のところに興奮しながら持っていって「コノハチョウ」ではと聞いたら、「コノハガ」と言われて半分がっかりしたのを覚えています。
「コノハチョウ」も木の葉ソックリですが、蝶々の仲間なので胴体が細く、羽の表の模様が全く違います。
「コノハガ」も前羽の表の模様は木の葉ですが、他の羽の面はオレンジ色と黒の鮮やかな模様になっています(↓)。夜行性のため複眼が大きく、頭部先端はツノのようになっていて、木の葉の軸のように見えます。
どちらも木の葉ソックリですが、このようなコノハに擬態する生物は多く、コノハガエル、コノハカマキリ、コノハムシ、ヒゲコノハカメレオン、コノハミドリガイなどなど。
コノハムシの動画は以前にYouTubeにUPしてあるので、お時間のある方はどうぞ。動きがかなり面白いです(↓)。
