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2020年1月22日水曜日

冬場,暖房は20度が適切:ホント?



冬場に,エアコンなどを使用する場合の設定温度について、環境省で20度が推奨しています。

20度は,低すぎるように思います。普通の家庭でエアコンの平均的な暖房設定温度は23度といわれています。

環境省の推奨は,省エネしてほしいという発想からでしょうか?ところが,電気を使ってほしいはずの電気会社のHPで冬の設定温度を見ても(参考ココ),20度が推奨されています。

また,快適な睡眠には,15~21度が適温とされています。

エアコンで20度に設定しても,暖かい空気は上に上がるので,天井近くは20度になっていても,床近くの空気は冷たいままになります。

上にある暖かい空気を下に降ろし,部屋全体をかき混ぜるのが有効で,扇風機やサーキュレーターが便利です。

体感温度を上げるため、温度だけではなく湿度も大事です。冬のこの時期の室内湿度は30%と下がってしまします。この湿度では,体表からの水分の蒸発が起きやすく,体感温度を下げることになります。

湿度が低いと,唇や口内が乾燥して,風邪も引きやすくなります。また,静電気も起きやすくなります。

加湿器で,部屋の湿度は60-70%にすると,体感温度は2度くらい上がります。