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2014年8月30日土曜日

刺されても吠えずに我慢、盲導犬「オスカー」

なんとか犯人を捕まえ罰せられないものか。さいたま市に住む全盲のの男性が連れていた盲導犬の「オスカー」(雄8歳)が7月、何者かに刺された。盲導犬は吠えないように訓練されていて、我慢して声を立てなかったので、飼い主は刺された時に気づかなかった。

オスカーは、ラブラドルレトリバーのオスで8歳。7月28日、男性とオスカーはいつものように午前11時ごろに自宅を出て、JR浦和駅から電車に乗り、県内の職場へ向かった。職場で同僚がオスカーがけがをしているのに気づいた。電車内か構内で刺されたと思われる。

鋭い刃で何度も刺したか、フォークのようなもので刺されたような傷で、血が数か所からにじんでいて、深さは2センチほどあった。
犯人は、盲導犬が無防備で抵抗できない、刺されても声をださないのを知ってけがをさせ
たと考えられる。全盲の人にとって盲導犬は体の一部であるのだから、このような行為は許しがたい。

犯人を罪に問うことができても、動物の場合は傷害罪ではなく器物損壊罪にしかならないという。

オスカー