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2016年1月13日水曜日

石正美術館ー追悼特別展ーに行ってきた

島根県にある、石正(せきしょう)美術館に行ってきた。石本正(いしもと・しょう、本名=ただし)は、島根県浜田市三隅町出身の日本画家で、石正美術館は浜田市が建てた彼の寄贈作品と関連作品を所蔵する美術館。

その石本正が、昨年9月26日、享年95歳で亡くなった。現在、美術館は追悼特別展「ふるさと-心うめる場所-」を開催している。

【会期】2016年 1月 2日(土)~ 3月13日(日)

石本正は、1947年第3回日展で「三人の少女」が初入選。以後2年間連続入選。71年第3回日本芸術大賞、第21回芸術選奨文部大臣賞を受賞した。しかし、それ以後全ての賞を辞退してきた。

京都での製作がメインで、舞妓やその裸婦像で有名。他にも、たくさんの花植物や建物の絵画も描いていているが、いずれも大作が多い。

石本の作品は、本人の意志で石正美術館から外に貸し出すことがないので、この美術館に行かないと観ることができない。そのため、名声はそれほど高くはないが、個人的には、日本では、小磯良平が女性を描かせたら洋画では1番だが、日本画では石本と思うほど。

今までこの美術館に何度も出かけてきたが、今回初めて本人の顔写真を見た。予想した顔とだいぶ違ってダンディーな感じだった。

観る価値十分ですので、ぜひ出かけてみてください。美術館に所蔵する石本の絵画はココでいくつか観ることができます。実物は迫力が違いますが。。



石本2

石本3














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