「煙霧」というのは、ちりや砂ぼこり、火事の煙、工場や自動車からのばい煙など目に見えない微粒子が大気中に浮遊することで、視界がかすんで見える現象。霧とは大違い。
PM2.5は、大気中に浮遊する粒子状の物質で粒径が2.5 μm(ミクロン)以下の微小粒子状物質のこと。燃焼によるばいじんや自動車排ガスなどから発生する。微小な粒子のため、肺の奥まで入りやすく、場合によっては喘息や肺がんの原因になる。
北京で、大気汚染で最も深刻な「赤色警報」が昨年初めて発令され、工場や車の使用が部分規制されていた。現在は少しましになっているが、汚染大気が滞って集まりまとめて日本に来た形だ。
福岡市は、微小粒子状物質PM2.5の1日の平均値が国の環境基準(1立方メートルあたり35マイクログラム以下)を超え、同40マイクログラムになるとの予測を発表し、呼吸器系疾患などがある人に外出時のマスク着用などを呼びかけている。
北九州、山口、広島までは、近日中に何度もやって来る可能性があるので、時々予報をチェックして(ココ)、対策としては、外出を控えるかマスクをつけるしかない。
今日、北朝鮮が水爆実験をやったようだが、この放射能もPM2.5と同じ空気の流れで日本にやって来ないとよいのだが。。