総務省消防庁によると、先週1週間に熱中症で2847人が救急搬送され、うち6人が死亡したと発表している。
熱中症で緊急搬送される人は一夏で全国で5万人を越える。お亡くなりになる方も500人を越える。倒れるのは、屋外とは限らず、屋内で倒れたケースも多い。インフルエンザで死亡する方が1100人なので、熱中症は夏のもっとも危険な病気と言える。
熱中症は、暑さに体が適応できない障害の状態のことで、めまい、頭痛、吐き気、体温の異常な上昇などが症状。
自覚症状で熱中症だと感じることはまずない。自分で大丈夫だと思っても「おかしい」と思った時にはもう遅いということになる。倒れた時に、まわりに助ける人がいる時はよいが、いないと大変なことになる。
以前にも紹介したが、熱中症対策のアイテムとして、携帯用の熱中症計がある。暑さ指数を測定してくれ、「厳重警戒」や「危険」になるとブザーを鳴らしてくれる。ガーデニングをしていて、つい夢中になったりした時とか、お年寄りには特によいかもしれない。