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2019年1月7日月曜日

映画紹介:「バーフバリ 伝説誕生」「バーフバリ 王の凱旋」



映画の製作本数で,世界一は実はインド。

ハリウッド映画ならぬボリウッドと言われるくらいインド映画は,たくさん作られています。ちなみに,2位がナイジェリアで,3位が米国,4位が中国,そして5位が日本。

インド映画も,だんだん世界進出し始めていて,今回紹介する「バーフバリ」は世界的大ヒットになっています。

インド映画といえば,途中で脈略なく,たくさんの美男美女が出てきて歌ったり、踊ったりというのが特徴ですが,考えてみれば,米国のミュージカル映画も同じようなもの。

さて,「バーフバリ」ですが,前編の「バーフバリ 伝説誕生」と後編の「バーフバリ 王の凱旋」からなっています。

勧善懲悪のヒーローものアクション大作ですが,米国のスーパーマン,アイアンマン,スパイダーマンなどいずれも変身する前の人物は,性格が変な人が多いですが,こちらは完全無欠のヒーロー。

前編の「バーフバリ 伝説誕生では,巨大な滝の下にある村で育った子供のシブドゥは、滝の上の世界に興味を持ち、ついに滝の上へとたどり着く。

滝の上には,暴君バラーラデーバの統治する王国があった。シブドゥは、25年間幽閉されている実の母の存在と、自分がこの国の王子バーフバリであることを知る。

後編の「バーフバリ 王の凱旋」では,王子が滝の下に捨てられた事情が分かる。王子の父親のバーフバリが英雄になりながら,異母兄弟のバラーラデーバによって暗殺される。

インディージョーンズやハムナプトラを思い出す活劇と迫力あるアクションが見所。CGもふんだんに使われ,香港映画並みの殺陣もあって,展開はテンポよく,見ていて飽きさせない。

流れる音楽は,日本のコブシの効いた演歌調のところもあり,引きずり込まれる。また,歌舞伎の見得を切るのと同じように,カッコよく決まったポーズで映像が静止するシーンも(↓)。

もう少し前に,ご紹介したインドの女子レスラーの映画も面白いですが(ココ),この「バーフバリ」は,一押しの映画です。