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2019年5月23日木曜日

今更聞けない:車につけるマークの意味



ここ最近,道路での逆走やアクセル踏み間違えなど車の運転の事故のニュースが多いですね。

ところで,車につけるマークには4種類あるのをご存知でしょうか?「若葉マーク」がその1つ。


ご存知のように,自動車免許取得後、1年未満のドライバーに「若葉マーク」表示の義務があります。

2つ目は,「シルバーマーク」とか「もみじマーク」と呼ぶマーク。70歳以上の高齢者の場合につけます。こちらは,表示義務ではないです。



道路交通法では,「加齢に伴つて生ずる身体の機能の低下が自動車の運転に影響を及ぼすおそれがある場合は、この標識をつけて普通自動車を運転するように努めなければならない」と定めています。

「シルバーマーク」は,2011年までは,水滴が落ちるような形でしたが,色も含めて枯れ葉のように見えて良くないということで,4色の4つ葉のクローバーがモチーフに変わりました。

あと2つは,私も知りませんでしたが,聴覚障害者標識と身体障害者標識。



ちなみに、これらのマークをつけたクルマに「側方に幅寄せ」や「割込み」を行うと「初心運転者等保護義務違反」となり、罰金が課されます。

このほかにも,「車椅子マーク」がありますが,こちらは国際リハビリテーション協会が認定しているマーク。道路交通法では指定されていません。車につけるのは,本来の使い方ではないのですが,身体障害者標識より分かりやすいので,こちらを貼っているのはよく見かけますね。



スーパーなどの駐車場でも,最近は建物に近い駐車場にこのマークが書いてあります。マークを貼っていない車が停めても法律違反になりませんが,健常者なら停めるのは×でしょう。