左上部には青地に50の白い星が配置され、それ以外の部分に白線と赤線の組み合わせの13本の横縞(赤7本と白6本)が引かれている。星と条(しま)からできているので、「星条旗」なわけだ。
白色は purity(純粋)とinnocence(純潔),赤色は hardiness(たくましさ)とvalor(勇気),青色はvigilance (戒心)とperseverance(忍耐)とjustice(正義)を表す。
また縞模様は、アメリカ独立当時の13の入植地(東海岸沿いの州)を表し、星は現在の50の州を表している。
現在のデザインは27代目で、これまで26回デザインが更新されてきている。最初の星条旗は独立戦争時にフィラデルフィアでベッツィー・ロスという女性が裁縫したとされる。
星は独立時の13個から、連邦に州が加わるたびに増やされて現在の50州分50個に至っている。当初は星の数とともに縞の本数も増やしていた。
ところが面白いのは、本数が多くなって15本になったところで、縞が見えにくくなって全体としてピンク色に見え始めた。それで、その後の改訂では、13本の横縞に戻った。