2017年4月15日土曜日

桜餅の香りと桜の木の下に雑草が生えない理由の関係

もう桜はほとんど花が散ってしまいましたね。山口市の一の坂川沿いの赤レンガでやっている絵画展を見に行って来ましたが、川沿いの桜並木には花はほんの少ししかありませんでした。

(「天体写真撮影日記」というBlog(ココ)で、先ほどドローンからの一の坂の満開桜の空撮映像を見せてもらいました。素晴らしいの一言。YouTubeにアップされています。ココ

ところで、桜の木の下に雑草が生えにくい、というのをご存知でしょうか?

桜の葉には「クマリン」という毒があり、葉が落ちて土にその毒が撒かれるので、他の雑草が生えにくいそうです。見えないところで、桜は他の植物と喧嘩をしているわけです。

「クマリン」は、ポリフェノールの仲間で、桜餅のあの美味しい香り。他の植物の成長を抑制する化学物質を出したりする性質を「アレロパシー」というそうです。

アレロパシーを持っているのは、桜だけではありません。秋に咲く外来種のセイタカアワダチソウも根から周囲の植物の成長を抑制する化学物質を出し、日本在来のススキなどを排斥してしまっている。

「クマリン」の人への影響ですが、「桜餅」の桜の葉を食べるぐらいでは大丈夫。多量に食べることはないと思いますが、多量に摂ると肝臓や腎臓障害が起きる可能性があるでしょう。


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