2014年2月7日金曜日

2月11日 (祝日) 何の日? 紀元節とは?

2月11日は、建国記念日。建国とは、なんのことか?いつのことか?だいぶ前に習ったような気がするが、うろ覚えになったので復習。

戦前(第2次世界大戦)まで、2月11日は、祝祭日のひとつで、「紀元節」だった。紀元節は、『日本書紀』が伝える初代天皇である神武天皇即位の日として、1872年(明治5年)に制定された。紀元節は、四大節の1つ。

四大節は、戦前の祭日で、紀元節(2月11日)、四方節(1月1日)、天長節(天皇誕生日)、明治節(明治天皇の誕生日、11月3日、現在は文化の日)をさす。

戦後、1948年(昭和23年)に紀元節は四大節とともに廃止された。当時野党第1党の日本社会党が、保守政党の反動的行為であるとして反対したため、提出された法案は、9回の提出と廃案をくりかえしなかなか成立には至らなかった。

そしてついに、1966年(昭和41年)6月25日、「建国記念の日」を定める祝日法改正案は成立した。その「国民の祝日に関する法律」では、「建国をしのび、国を愛する心を養う日」とある。

神武天皇の歴史的根拠はさておき、このごろの中国や韓国の日本への低次元の挑発的行為をみると、日本のアイデンティティーを大事にするため、「国を愛する心を養う」のは必要かと思う。





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