2015年3月31日火曜日

常識を越えた洗濯機 世界最小サイズ

世界最小サイズの洗濯機が販売された(↓)。名前は「コトン]。どのくらい小さいかと思えば、手のひらサイズ。洗濯機といっても、洋服のシミや汚れをスポット洗浄する装置。

先端のヘッド部分が水を噴射しながら上下に動いて衣類を叩くことにより、食べ物のシミなど衣類に付着した汚れを下においたキッチンペーパーなどに押し出す。

1回の洗濯でスプーン1杯(約5cc)の水を使用し、最短30秒で洗濯が可能。家庭用洗濯機では除けない頑固な汚れなどでは、通常の洗濯の前に、この装置で部分洗いすると効果的。

食事中に、白いブラウスやワイシャツに付いたシミはその場で対処すれば消えるので、個人で持つのもよいが、レストラン側で準備してくれていたりするとうれしいかも。

重さは200gと持ち運びも可能で、旅行や出張などにも持っていける大きさだ。

ハンディ洗濯機 COTON(HCW-HW1)
洗濯方式押し出し洗い
使用水量5mL
運転時間約2~3分/回
電源方式乾電池
乾電池の種類単4形アルカリ乾電池(LR03)又は単4形充電ニッケル水素電池(Ni-MH)
外形寸法幅46mm×奥行46mm×高さ176mm
質量200g(キャップ・電池除く)



コトン


2015年3月30日月曜日

人気のマンボウにタッチできる場所

ちょっと前のニュースの話だが、体長2メートル、重さ590キロ、厚さ80センチの大型のマンボウが、名古屋市の柳橋中央市場に入荷した。市場関係者からは「これほど大きいのは初めて見た」と驚きの声が上がった。

このマンボウは数日前、長崎県沖で捕獲。ブリ漁の巻き網に引っ掛かっていた。人力で持
ち上げるのは困難で、フォークリフトを使って運んだ。マンボウの入荷自体は珍しくないが、通常は重さ100キロほどという。

このマンボウを解体するのに、5人がかりで30分ほどかかった。身は白身で、空揚げや天ぷら、ソテーなどで料理され、まずまずいけるとのこと。

昔、マンボウは最大のプランクトン(浮遊生物)で流れにさからって泳ぐことはできないと、大学の先生に聞いたことがあるが、本当は泳げる。

大分県佐伯市のマリンカルチャーセンター(HPはココ)というところでは、多数のマンボウが大きなプールにいて実際に触ったり、ご飯を上げることもできる(マンボウを触れることができるのは、知っている限りここだけ)。

マンボウの泳ぐのをみると、かなりの速度でしっかり泳いでいる。

マンボウは2月下旬頃に黒潮にのって北上し、大分の湾に来たものが定置網にかかかると、ここのプールに入れられる。センターにマンボウがいるのは、6月の上旬までで、水温が上昇するため海に逃がす。

マンボウのメスが一度に産む卵の数は3億個、最も多く卵を産む脊椎動物なのだ。多数産んでも、大部分は他の魚に食べられるので、成長できるのはごくわずか。卵から孵化した稚魚は全身にとげがあり、成魚とは似つかない金平糖のような姿をしている(↓)。





マンボウの稚魚

2015年3月29日日曜日

蚕種祭 下関が養蚕発祥の地

日本で最初に養蚕が伝わったのは、下関とされている。下関市長府の忌宮神社で、3月28日自然の恵みに感謝する「蚕種祭」があった。

養蚕業は、昭和初期まで日本の重要な産業で、40万トンの繭を生産、輸出も世界一位で、外貨獲得の48%を占めていた。当時の日本は農家の約4割が養蚕業に従事し、絹産業が日本の経済発展を支えていた。

日本の発展を支えたのは、カイコと言っても過言ではない。その後、化学繊維の台頭で、養蚕業は全盛期の1%に縮小してきている。

1800年前、下関に滞在していた仲哀天皇に、中国秦の始皇帝の子孫、功満王から蚕の卵が献上され養蚕が始まった。これが日本全国に広がった。

神社の境内に「蚕種渡来の地」と書かれた高さ約6メートルの石碑(↓)がある。「蚕種祭」は毎年この日に行なわれている。


2015年3月28日土曜日

4月4日に皆既月食があります 20時54分 (2015)

昨年、10月10日の皆既月食は、ほぼ日本全国でみることができ、時間も夜の7−8時と絶好の時間で、かつ1時間も皆既状態が続いたので、大勢の人が楽しめた。見そこねた方、前回感動した方、今年も皆既月食が4月4日に見れます。

その次は3年後に2回あるが、1回は真夜中、もう1回は地平線に沈む瞬間なので条件はよくない。良い条件で見れるのは、2022年11月8日で5年後。それだけに、今回のチャンスをぜひ逃さないでほしい。

ただし、4月4日の皆既月食の時間は15分しかない。全国で開始から終了までを通して観察することができる。

月食の開始は19時15分で、月の下側から欠け始める。皆既は20時54分に始まり、この時南東方向、水平角30度の空でみれる。月が地球本影の端を進む関係で、たった15分間しか継続せず、皆既月食としては非常に短い。

その後、月は左上方向から輝きを取り戻しはじめ,  22時45分に部分食は終了し、全部で3時間半の月食が終了。

東北地方以西なら、時期は桜がちょうど満開に当たるので、夜桜のお花見を兼ねることもできる絶好の条件。






2015年3月27日金曜日

新幹線ドクターイエロー以外にもドクター車があった

「ドクターイエロー」というのは、正式には「新幹線電気軌道総合試験車」といい、新幹線の線路のゆがみ、架線や信号電流の状態などを検査測定しながら走行する専用のドクター車両。本体が黄色なので、「イエロー」というわけだ。

実は、「ドクターイエロー」以外に、同じ仕事をする「イースト アイ」というドクター車がある。白ベースに側面に赤の線、ヘッドも赤。

イースト アイは、JR東日本の東北新幹線区間でしかみれない。

ドクターイエローもイースト アイいずれも、客室がない業務用なので、走行時刻は非公開。頻度は、10日に1回程度。それだけに、見つけると幸せになれるという都市伝説があるという。

非公開でも、ドクターイエローの場合、駅ごとで何時ころみれるかを公開している(ココ)。これによると、新山口駅では、直近だと4月6、7日に、下り18時16分頃、上り10時52分頃に見れるという。

ドクターイエローやSLのすばらしい写真はココがおススメ。


イーストアイ





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