2015年9月18日金曜日

今年も「世界一醜い犬」が決定

毎年、米国カリフォルニア州ペタルーマで「世界一醜い犬」を選ぶコンテストが開かれている。今年の「世界一醜い犬」として、フロリダ州から出場した10歳のメスの雑種犬「カジモド」が優勝した。

優勝したカジモドは、ピットブルテリアとダッチシェパードの雑種犬。審査員が醜さのほか第一印象や風変わりな特徴、性格、観客の印象などを評価した。

優勝したカジモドも含め、出場犬は保護施設から引き取られたり、劣悪な環境の繁殖業者から保護されたりした犬が大半を占める。コンテストはこうした犬たちの見た目にとらわれずに里親になってほしいと呼びかける目的で行われている。

カジモドも飼い主が保護施設から引き取られた犬で、生まれつき背骨に障害があって胴体が短い。しかし、「知り合った人を魅了する」明るい性格の持ち主だという。

カジモドの名前の由来は、1996年公開のディズニーアニメ映画「ノートルダムの鐘」の主人公の名(カジモドというのは「できそこない」という意味)で、彼は背中が曲がった醜い容姿で生まれながらも、優しい心を持った人物として描かれている。

動物も人も見かけでなく、中身が大事とあらためて皆に思わせてくれた。

カジモド


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