2018年8月1日水曜日

ニシキヘビが人を食べるのはホント



ニシキヘビは、ヘビを含む爬虫類の中でも最長の動物。その中でもアミメニシキヘビはオオアナコンダとともに最大級で、文献では最大全長990cmにもなる。

獲物の動物をとぐろを巻いて締め付けて殺した後、丸呑みにする。人でも飲み込むという、さすがに本当とは思えない話はよく聞く。

しかし、実際に最近(昨年3月)インドネシアのスラウェシ島で事件があった。

パーム油のプランテーションで働いていた25歳の男性が、行方不明になっていた。

捕まった巨大なアミメニシキヘビのお腹を開いてみると、男性が出てきた(Youtube ムービー↓)。

インドネシアでは、パーム油のプランテーションのために、森林がどんどん伐採されている。日本で使用される植物油の4分の1がパーム油。そのほとんどがインドネシアやマレーシア。

環境破壊が進みヘビが食べるエサが減ったため人間を襲う結果になったのかもしれない。ヘビが悪いわけではないのだ。日本の私たちも間接的に関わっていることを考えないと。





(参照:National Geography ココ


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