こんな所にと思うぐらい、農家がちらほらあるような場所にあった。実際場所が分からず、行き過ぎてしまうほど。美術館の建物は小高い丘の上にあった。
建物のエントランスを入ると、ちょうど安芸高田市の学校の児童、生徒の自画像の展覧会をやっていた。なかなか力作が多く、見入ってしまった。こんな美術館があれば、生徒も美的感覚が向上するのかもしれない。この展覧会は今月まで。
奥には、15棟の白いペンションのような建物(ギャラリー)が中央の大きな庭のまわりに並んでいる。それぞれの建物の中には、15名の芸術家が個展形式で展示していて、それぞれの建物のドアーを開けて中に入る。
絵画・デザイン・写真・彫刻・陶芸・コンテンポラリーなど作品は様々。広島で活躍する芸術家が主に選ばれているようだが、レベルは高い。1年間は1つのギャラリーを同じ芸術家が展示を続ける。
個々の建物に入るごとに、それぞれ異なった作家が作る世界に入るので、ふつうの美術館とだいぶ違った雰囲気になる。(HPはココ)
美術館の正面玄関