2013年11月19日火曜日

実感 マイクロサッカード 

一点をじっと見ている時、目の動きは止まっているように見えるが、実際には小さな動きを絶えず行っている。視線は一点に どまっていても目は常にジ ャンプしたり細かく揺れ動いたりして いる。この眼球運動をマイクロサッカード(固視微動)という。

下の絵で真ん中の注視点(+)を見続けると、(立命館大学文学部・北岡先生のHPより

周囲の色の斑点が薄くなったり消えたり、また現れたりする。

マイクロサッカードは見る能力に必要不可欠であることが明らかになってきた。何かを注視 している時にこの目の小さな動きを止 めてしまうと静止したシーンは私た ちの視界から消え去ってしまう。 視線を 止めているときに視覚像が消えないの は,この固視微動のおかげという。

長岡先生のHPからマイクロサッカードを実感できる絵を下に紹介します。中央の点の格子が気持ち悪いくらい動くのが分かるでしょうか。絵が動いているのではなく、あなたの眼球が動いているのです。





















2013年11月18日月曜日

五百羅漢図、見に行ってきた

大本山増上寺秘蔵、幕末の鬼才 狩野一信作「五百羅漢図」をみに、山口県立美術館に行ってきた。(会期:2013年10月10日(木)〜12月8日(日))。

五百羅漢図は、掛軸全100幅に、それぞれ5人ずつの羅漢を登場させ、総勢で500人の羅漢たちが、一大叙事詩を繰り広げていくというもので、羅漢信仰が視覚的に伝えられている。羅漢は釈迦の弟子で、悟りを開いて特殊な能力を有する人たち。

狩野一信は、嘉永7年(1854)春からおよそ十年の歳月を費やし、文久3年に96幅を描き上げたところで没した。享年48歳。 残りの4幅は、弟子の一純が一信の下図をもとに描いたという。

五百羅漢図は次の様な構成となっている。 
  第一幅から第十幅までは羅漢たちの日常の姿、
  第十一幅から第二十幅までは 六道の苦から衆生を救済する様子、
  第二十一幅から第二十五幅までは 頭陀行と呼ばれる修行の様子、
  第二十六幅から第三十幅までは 羅漢達が神通力を発揮する場面、
  第三十一幅から第三十五幅までは 羅漢が様々な禽獣を手なずける場面、
  第三十六・三十七幅は 龍宮での歓待供養の場面、
  第三十八幅は 仏像や舎利を洗い清める場面、
  第三十九・四十幅は 寺院建立の場面、
  第四十一幅から第四十五幅までは 羅漢が七難から人々を救う場面、
  第四十六幅から第五十幅までは 東西南北の四洲に遊化する姿
(ここでいう1幅は1双つまり2枚からなる)

六道の地獄や餓鬼の個々の細かい描写は、印象的。また、たくさんの動物、想像の動物が出てくるが、よく見ないと見つからず、見つかるとやった!という気持ちになる、描写はかなり精緻。山口県立美術館にはよく行くが、ここ数年でこんなにたくさんの人をみたことがないくらい盛況だった。行く価値十分ありです。




2013年11月17日日曜日

この雲、何にみえる?

子供の頃、空を見上げながら、雲が人の顔にみえるとか、アイスクリームにみえるとか、いろいろ想像を膨らませた経験はないだろうか。

雲を愛でる会(The Cloud Appreciation Society)というのがあって、イギリス発だが、世界で現在3万4千人の会員がいる。日本人も33名が登録している。会の目的は、雲の写真を撮っては、会のHPにUPして皆で見たり、コミュニケーションをとることらしい。すばらしい写真がたくさんある。

雲がなにかに似ているという写真もたくさんあって、そこからいくつか写真を紹介する。さて何に見えるでしょうか?










らくだ












とり













ゾウが水を吹いている













カンガルー











天女

2013年11月16日土曜日

最古のイヌは欧州で生まれた

イヌ科動物の化石から採取したDNAと現代のイヌ科動物のDNAを比較したところ、イヌ(イエイヌ)の起源が欧州にかつて生息していたオオカミである可能性が高いとの国際研究が14日、米科学誌サイエンス(Science)に発表された。

イヌの祖先は、狩猟採集民が捨てたゴミから骨をあさっていたが、次第に人間になついたと考えられている。この家畜化のプロセスについて研究チームは、約1万9000年~3万2000年前に始まったとみているという。

化石はロシア、ウクライナ、中欧、米国、アルゼンチンから採取され、ミトコンドリアDNAを分析した。一方の現代のイヌ科動物のDNAサンプルは、イスラエル、中国、スウェーデン、メキシコなど世界各地で採取された。これらの比較から、イヌの起源が欧州であるとわかった。これは、従来の中国起源説に反するものとなった。

(AFP)

2013年11月15日金曜日

光る花、開発

暗闇の中で特定の波長の光をあてると光る花を、農研機構とNECソフト、インプランタイノベーションズ、奈良先端科学技術大学院大学の共同チームが開発した。海洋プランクトンが持つ蛍光たんぱく質をつくる遺伝子を、遺伝子組み換え技術で観賞用植物の白いトレニアに組み込んだ。

これまでも遺伝子組み換え技術で光を放つ植物はあったが、微弱な光でほとんど見えなかったという。共同チームは強い光を安定して長く出す蛍光たんぱく質を海洋プランクトンの一種であるキリディウス属(Chiridius poppei)から見つけ、細胞内に大量に蓄積させる技術を組み合わせて強く光る花を育てた。今後は観賞用商品や研究する遺伝子に蛍光たんぱく質をつなぎ、その遺伝子が植物内でどう働くかを調べる解析技術への応用などが期待される。

「光る花を見て子供たちが科学に興味を持ってくれれば」と同機構主任研究員の大坪憲弘さん(50)は話す。(朝日新聞)

街路樹にこの遺伝子を導入して光るようできると、夜道に街灯がなくてもよいのですが。。この方法だと光を当てないと発光しないからだめか?






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