2014年8月17日日曜日

「最初に」という意味で、「まず」と「まづ」どちらが正しい?

言葉はいつも思うがむつかしい。「最初に」という意味で、「まず」と「まづ」どちらが正しいか、分からなくなって調べた。答えは、現代かなづかいでは「まず」が正しい。漢字なら「先ず」と書く。

「ず、づ、じ、ぢ」は、四つ仮名といって判別は非常に難解。ただ、現代かなづかいでは、基本的に「ず」、「じ」を使う。そう言っているさきから、「かなづかい」と「ず」ではなく「づ」を使っているわけで、この場合、「かな」と「使う(つかう)」という言葉でできているので、濁音にして「づ」になる。

「鼻血」(はなぢ)、「三日月」(みかづき)、「気付く」(きづく)、「入知恵」(いれぢえ)なども漢字で元の言葉を考えて、かなになおす必要がある。本来「ち、つ」で読むべきものに濁音がついた場合、「ぢ、づ」になるというわけ。

しかし例外がある。それでは、地面はというと、「ぢめん」ではなく、「じめん」。同じような例は、

「世界中」(せかいじゅう)、「稲妻」(いなずま)

2語に分解できると、まだそれぞれの意味から判断できるが、以下はもっとむつかしい。

ひざまずく、ひとりずつ ゆうずう いちじく たづな おこづかい

室町時代くらいには、元々「ぢ、づ」と「じ、ず」は別の音で発音していた。ところが、江戸時代には、「ぢ、づ」と「じ、ず」を同じ音で発音するようになり、さらに戦後、発音通りに書くことになり、すべて「じ、ず」と書くことになった。ただ、いくつかは例外として残ったと考えられている。

さて、最後に「饅頭」は「まんじゅう」でしょうか、「まんぢゅう」でしょうか。


水饅頭















「まんじゅう」が正解。