2014年8月16日土曜日

自殺率と出生率ともにワーストになった県

厚労省の人口動態統計の最新の結果によると、 平成 25 年の出生数は 102 万 9800 人で、過去最小、一方、 死亡数は 126 万 8432 人で、戦後最大である。

平成 25 年の死亡率を死因順位別にみると、第1位は悪性新生物(ガンなど)、第2位は心疾患、第3位は肺炎、 第4位は脳血管疾患となっている。

年齢別にみると、上記の死因は老化によるものなので、若い世代15〜40歳では、自殺が死因の一位となる。

県別にみると、秋田県の自殺率がワースト。青森県、岩手県が続く。山口県は、9位で、他岸の火事ではない。一方、自殺率が一番低いのは奈良県。

秋田県は、出生率も最低(ちなみに出生率最大は、沖縄県)。当然、秋田県の人口は、減少の一途で、昭和30年には135万人だったものが、現在106万人減少。65歳人口も29.6%で、今後も増加していくという。

山口県で比較すると、昭和30年には160万人、現在は143万人。秋田県ほどではないが、じわじわ減少している。これは、日本全体で起こっている。

人口減少問題検討分科会によると、2040年にまでに若年女性(20-39歳)の人口が50%以上減少し、消滅する可能性がある市区町村は全国に896あるという。あなたの町は大丈夫だろうか(以前のブログはココ)。

今後、地方を活性化し、少子化問題を解決できないと、大変なことになる。



日本の自殺率のマップ。

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