昨年この時期、ヒイラギの葉がどんどん枯れるように茶色に変わっていくことを、このBlogで書いた(ココ)。近所の庭のヒイラギをみても同じ状態だった。どうも大発生しているみたい。
昨年、原因の虫は突き止めたのだが、大抵このくらい多く繁殖すると、次の年は天敵も増えて回復するとたかをくくっていた。ところが今年も状態は変わらない。新しく出てきた葉が食べられている。葉をよくみると、黄色の幼虫が何匹もいる(↓)。
前にも写真を載せたが、この虫は、ヘリグロテントウノミハムシ。みかけは小さななテントウ虫で、黒に2つの赤い点がある(↓)。名前にノミとつくように、捕まえようとすると、ピンと飛び跳ねる。成虫も葉を食べるやっかいな害虫。
ところで、庭にキンモクセイが2本植えてあるのだが、ヒイラギと同じ症状の枯れた葉が現れ始めた。よくみると、このヘリグロテントウノミハムシが葉を食っているではないか!!
調べてみると、この虫はキンモクセイも食害するとある。ただ、いくら観察しても幼虫が見当たらないので、ヒイラギの葉は幼虫に与えて、成虫はキンモクセイを狙ったのかもしれない。
今年は、放っておけないので、殺虫剤のオルトランを根元に散布することにした。また、結果が出たら報告する。
ヒイラギの葉が枯れたようになっている。
よくみると、葉の裏に幼虫が何匹も。
成虫は、キンモクセイの葉を食べていた。テントウ虫そっくりだが、だいぶ小さい。