中谷防衛相は「航空自衛隊は、正体不明の航跡を探知すれば必要に応じて緊急発進し、目視で確認する」とした上で「地球外からの未確認物体を発見した事例は、承知をしておりません」と、冷静に応じた。
考えたら、未確認飛行物体は外国の未知の飛行体かもしれず、領空侵犯なので、自衛隊は当然スクランブル発進しないといけないはず。
実は、同じような質問は、平成17年に民主党の山根隆治氏が,「政府はUFOの存在を確認しているか」という質問をした。
この質問に対する政府の答弁では、「UFOの存在は確認していないし、特段の情報収集、研究等を行なっていない。UFOが飛来した場合の対応もしていない」だった。
当時、石破茂防衛相は、記者会見でUFO会見のあと、以下のような発言をしている。
「ゴジラの映画があるが、ゴジラでもモスラでも何でもいいのだが、あのときに自衛隊が出ますよね。一体、何なんだこの法的根拠はという議論があまりされない。映画でも防衛相が何かを決定するとか、首相が何かを決定するとかのシーンはないわけだ。ただ、ゴジラがやってきたということになればこれは普通は災害派遣なのでしょうね」
ゴジラだと、自衛隊は法的には災害派遣くらいでしか出られないわけだ。先日の総理官邸へのドローンの侵入がテロだった場合を考えると、UFOにも真面目に対応を考えないといけないのかもしれない。
猪木氏の今回の質問は、過去のものと同じなので、もう少し勉強して国会議論の時間をムダにしてほしくない。下のムービーは猪木氏が上げたメキシコ、ポポカテペトル山でのUFOが火山の中に入って行くところ。モノホンなのか??