2019年5月25日土曜日
免許更新時の認知機能検査試してみた
昨日の続きですが,
車の免許更新で,75歳以上では認知機能検査を受けないといけません。さらに,交通違反した場合にも検査を受けないといけません。
検査の結果、「記憶力・判断力が低くなっている」との結果の場合は、専門医による診断を受ける必要があります。
そして,認知症であると診断された場合には、聴聞等の手続の上で運転免許が取り消され、又は停止されます。
さて,認知機能検査ですが,記憶力や判断力を測定する検査で、時間の見当識、手がかり再生、時計描画という3つの検査項目について、検査用紙に記入して行います。
問題内容は,ココにもありますが,検査を体験するためにココで,試してみました。
問題1は,検査時における年月日、曜日及び時間を回答します。案外,曜日を忘れていたりします。
問題2は,イラストを記憶し、採点には関係しない課題を行った後、記憶しているイラストを回答します。これは,ちょっと大変。
問題3は,時計の文字盤を描き、さらに、その文字盤に指定された時刻を表す針を描きます。これは楽勝。
総合点は、それぞれの配点(ココ)の点をABCとして,次の計算式に代入して算出します。
(計算式)
総合点=1.15×A+1.94×B+2.97×C
(満点は100点になります)
(2) 総合点と結果の判定
総合点から,3つに分類します。
◯49点未満:記憶力・判断力が低くなっている者(第1分類)
◯49点以上76点未満:記憶力・判断力が少し低くなっている者(第2分類)
◯76点以上:記憶力・判断力に心配のない者(第3分類)
検査の結果、49点未満で「記憶力・判断力が低くなっている」との結果の場合は、専門医による診断を受ける必要があります。
76点以上でも,2時間講習(5,100円),75点以下だと3時間講習(7,950円)が必要になります。ぼったくりですね。対策本(↓)がたくさん出ている理由がよく分かります。
ちなみに,試験をココで試してみると,49.68と情けない結果に。。。試験を受けるのはずっと先ですが,記憶力なんてものは興味のないものにはそんなものです。言い訳ですが。。