2019年5月17日金曜日

年齢別 平均の歯の数 守るには?



昨日の疑問,「歯磨き粉」の「粉」ですが,昔は実際「粉」だったからで,今はペースト状なので,英語の「toothpaste」が正しいのでしょうが,日本語はまだ「歯磨き粉」のままなんでしょうね。

昨日書いたように,虫歯のない人は少ないみたいで,放っておくと歯周病になって,さらに進むと歯がなくなることになります。

調べてみると,50歳以降では平均して2年に1本強の歯を喪失しており、60歳ですでに17.8歯と20歯を下回り、80歳以上の1人平均現在歯数は4.6歯。

50歳を越えると,突然抜ける速度が上がっていく。この原因は,唾液の量の減少。

唾液は一日あたり1〜1.5リットル分泌される。30代以降で減少、70歳を超えると分泌量が半分以下になるといわれています。

老化だけでなく,40から50歳が社会的にもストレスが大きくなるので,ストレスも唾液の量を減らします。緊張すると喉がカラカラになって,ドライマウスになるのがそれ。

唾液中には,歯の再石灰化に必要なリン酸やカルシウムが含まれていたり,虫歯菌を退治する能力もある。

それでは,唾液をたくさん出すにはどうするかですが,唾液腺のマッサージがもっとも簡単で効果的。主な唾液腺は3つあり、耳下腺、顎下腺、舌下腺(↓)。

ウーロン茶,緑茶コーヒーなどポリフェノールが多く含まれる飲料は,唾液分泌を抑制するので,飲み過ぎにはご注意を。



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