2019年5月27日月曜日

そうなんだ:「赤いきつね」の会社



「赤いきつね」「緑のたぬき」で有名な「東洋水産」という会社について。

1953年(昭和28年), 横須賀水産(株)として築地市場内で創業した。1956年に 社名を東洋水産(株)に改称。魚肉ハム・ソーセージ製造・発売していた。

1962年「マルちゃん ハイラーメン」を発売し,全国ヒットする。現在は静岡県でのみ販売されているとのこと。1958年にチキンラーメンが発売されて,インスタントラーメンが生まれているので,会社は素早く早く対応しているのが分かる。

「赤いきつね」は,1978年(昭和53年)に発売開始,その2年後「緑のたぬき」が発売される。1971年が日清食品のカップヌードルが発売されカップメンの時代がやってきて,ついにうどんやソバもカップメン化されたわけです。

実は,日清食品が「どん兵衛きつねうどん」「どん兵衛天ぷらそば」を1976年にすでに出していました。1977年には,「どん兵衛きつねそば」,翌年に「どん兵衛天ぷらうどん」を発売しています。

そういう意味では,「赤いきつね」「緑のたぬき」は後発の商品。しかし,「どん兵衛」とどちらが良いかは,スープの好みで分かれるところ。

「赤いきつね」には,東日本向け、西日本向け、関西向け、北海道向けの4種類の味付けが地域で異なっていて,ダシにこだわっている。

ところで,マスコットの「マルちゃん」ですが,東洋水産のマークは丸の中に社名の頭文字「と」を組み合わせた「マルト」でした。それを文字って「マルちゃん」になったとか。



広島ブログ