2019年5月24日金曜日

高齢者の車事故の対策どうなっている?



高齢者の車の事故のニュースが増えていて,それで免許を自主返納する人が増えていますね。

認知症などの問題のある高齢者に免許を渡さなければよく,問題ない人で免許が必要な人が大部分だと思うので,問題ある人だけスクリーニングできればよいわけです。

実は,そのスクリーニングはちゃんとあって,車の免許更新で,75歳以上では認知機能検査を受けないといけません。さらに,高齢者は交通違反した場合にも検査を受けないといけません。

検査の結果、「記憶力・判断力が低くなっている」との結果の場合は、専門医による診断を受ける必要があります。

そして,認知症であると診断された場合には、聴聞等の手続の上で運転免許が取り消され、又は停止されます。

年齢が高くなると,免許の有効期間も短くなります。71歳の方は「4年間」で、72歳以上は「3年間」です。

というわけで,かなりちゃんとスクリーニングされているように思うのですが,どうして事故が起こるのでしょうか?

実際の年齢別の事故の統計をみてみると,どの年代も年々事故は減る傾向にありますが,高齢者の事故の減り具合は小さいです。(参照警察庁データ,ココ

ただ,高齢者の人口が増えているので,高齢者の事故が増えるのは当然です。マスコミのキャンペーンも問題。

そのうち,自動運転の車がどんどん出てくるので,今の心配は意味がなくなるかもしれませんね。







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