今年の夏に,ディズニーのアニメーション「ライオン・キング」の実写版映画が公開されるとのことです。
「ライオン・キング」は,1994年に公開されたアニメーション映画で,アフリカの壮大な自然を舞台に、若きライオンの王子シンバの成長と闘いを描いた作品。
監督は「アイアンマン」シリーズや「ジャングル・ブック」を手がけたジョン・ファブロー。
「ライオン・キング」を見ると,手塚治虫の「ジャングル大帝」のパクリではないかと思う。
実際,パクリ疑惑が当時にあって,手塚治虫を敬う漫画家の里中満智子が,ちばてつや、藤子・F・不二雄、水島新司、永井豪、モンキー・パンチなどの漫画家の署名付きでディズニーに質問状を送っている。
ただ,手塚治虫の死後、著作権を管理している手塚プロダクションと遺族は仮に盗作だったとしてもディズニー側と事を構えない事を決めている。
まあ,世界のディズニーに認められているのだから,良しとするところかも。
内容的には,「ライオン・キング」は動物の世界だけに終わっているが,「ジャングル大帝」は人との交流にまで踏み込んでいて,その持っている世界観は格段に壮大に思える。