今でも,温泉や銭湯に置いているあの牛乳瓶に入った「フルーツ牛乳」ですが,明治の「フルーツ」が来月1日で販売終了するとのこと。
2000年に,雪印集団食中毒事件が発生してから、生乳100%でなければ牛乳と表示してはいけないことになった。そのため,「フルーツ牛乳」から「牛乳」という名前が消えた。
代わりに,「フルーツ・オー・レ」「フルーツミルク」「イチゴラテ」など外国語で表示されたり,明治のように「フルーツ」になったものもある。
明治の「フルーツ牛乳」の歴史は古く,昭和33年から販売を開始した。最近は,温泉や銭湯の自動販売機が主な販路だったみたいで,販売量が減って中止になることになった。
ただ,ペットボトル入りのものは,一部の地域で販売するそうだ。また,瓶入りのコーヒー牛乳の方はまだ販売を続けるとのこと。