2013年10月27日日曜日

野菜にあう土壌のpH

野菜にとって土壌のpHの調整は重要 (下の表)。酸性雨のため、土壌は常に酸性になりやすい。ジャガイモ、サツマイモ、ニンニク、大根、タマネギなどは、酸性でも問題なく育つ。一方、ホウレンソウ、エンドウ、エダマメ、アスパラガスなどはpHが6.5以上ないと育たなかったり、実いりがなかったりする。そこで、野菜の苗を植える前に、園芸店で売っている苦土石灰や消石灰で土壌のpHを高めることをする。苦土石灰を実際、水に溶かしてpHを測定してみると、pH6くらいしかない。消石灰でもpH7.0程度。思ったよりずっとpHは低め(土壌酸度計による)。これだとだいぶ石灰をいれないとpHは上がらないと思われる。pHを1上げるのに土100リットルあたり苦土石灰を100~200g入れると言われている。石灰を土に散布して中和に必要な日数は「消石灰(3~5日程度)>苦土石灰(1週間程度)>有機石灰(10日程度)」。



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