2013年10月12日土曜日

山口のグルメ(1) バリそば

山口のグルメを1つ挙げるとしたら、バリそば。「とても」「すごく」の意を表す強意の副詞’「ばり」うま’からくるのか、麺が「バリバリ」しているからか、らしい。

太めの中華麺の表面だけ揚げ、その上に大ぶりの多量のキャベツをメインに、キクラゲ、シイタケ、ナルト、ひら天、ゲソ、タケノコ、鶏肉などなど。ゆるめにとろみを付けた鶏がらベースのスープがかかっている。

スープで麺を柔らかくして酢または酢醤油、ポン酢醤油などをかけて食べるのが一般的。中華麺の揚げたパリっとするところと、内部の柔らかいところ、時間とともにスープで柔らかくなったところと変化を味わいつつ、スープとからんでしなったキャベツが美味しい。

第二次世界大戦後に台湾の麺料理を参考に作られたもので、山口市にある春来軒が元祖だといわれる。長崎皿うどんに似ていそうだが、スープは長崎皿うどんがトンコツから取っているのに対し、バリそばは鶏ガラから。麺もだいぶ違う。バリそばが食べれるお店は以下。

山口大内にある「春来軒」
元祖バリそば本舗 中市店、小郡店、湯田店、新山口駅前店、防府イオンタウン店
湯田温泉街にある「菜々瀬」「特製あんかけ焼そば」







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