ダイハツの軽自動車「タントカスタム」のCMで、アクセルをベタ踏みしなくとも、急勾配の坂が登れるという内容で登場して有名になった「ベタ踏み坂」のある江島(えしま)大橋に行ってきた。
江島大橋は、鳥取県境港市と島根県松江市との間にかかる橋。正確には、この橋は、境港市の近くで、中海にある江島という小島へ向けてかかっている。信じられないほど中央が高くなっていて、最大高さ44.7 m。
この橋の下の海は、港湾区域になっていて500トン級の船舶が通航するため、橋の中央はかなり高く持ち上げてある。また、中央支間長250mは、桁橋としては、日本で第2位、コンクリート製に限れば日本最大とのこと。
問題の勾配だが、島根県側は6.1 %、鳥取県側は5.1 %という勾配。
実際、通行してみると、ちょうどジェットコースターの最初の上がって行くところと同じ感じ。混んでいてゆっくりとしか登れなかったので、ベタ踏みすることはなかったが、回りの海が眼下に見えて、なかなかの迫力だった。
後で知ったのだが、実は、この江島大橋より大きい勾配の7%を持つ中海大橋というのがほんのそばにあるらしい。見に行けなくて、残念。。