2014年8月26日火曜日

まんだらけ「鉄人28号」の犯人を逮捕

今月4日に、古物商「まんだらけ」(東京都中野区)の店舗で、「鉄人28号」のブリキ製人形(販売価格27万円)が万引された事件で、警視庁と中野署は19日、窃盗容疑で、犯人を逮捕したという。

中野区内の別の古物商で、身分証を提示し、被害品とみられる同型の人形を6万4千円で売却していたことから関与が浮上。まんだらけ店内の防犯カメラに写っていた犯人とみられる人物とよく似ていることも分かり、18日夜から任意で事情をきいていた。

この事件が大きなニュースになったのは、万引きされた「まんだらけ」が、返却しない場合は防犯カメラに写っていた犯人の顔をネットに公開するとしたことから。

「写真を公開するのは私的な立場で社会的な制裁を加えることと同じ」「企業は保有している個人情報を制裁的に利用できることになる」「脅迫罪に当たる」などという批判があった。

一方で、万引きにあう商店主などからは、「警察に何度任せても効果があがらなかったという現実を理解してほしい」「ほかに自衛策がない」という意見もでて、ネット上での賛否は分かれていた。

「まんだらけ」は、結果的に犯人の顔を公開せず、警察にまかせることになった。警察としては、なんとしても犯人を捕まえる必要があっただろう。

今回、結果的には、万引きされた人形は戻り、犯人が逮捕されたことで、警察の面目も保たれ、めでたしめでたしで終わった。

まんだらけ




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