2013年12月15日日曜日

日本のクリスマス発祥は山口市

1551年(天文20年)に、今の山口市でフランシスコ・サビエル(山口では、ザビエルではなくサビエルと呼ぶ)がキリスト教の布教活動を行い、山口でキリスト教が広まるきっかけとなった。翌年の1552年12月24日には、宣教師コスメ・デ・トーレスらが、司祭館に日本人信徒を招き、降誕祭のミサを行った。これが、日本のクリスマスの始まりとされている。しかし、その後江戸時代に幕府が、鎖国とともにキリスト教布教を禁じたので、山口がクリスマスの発祥地であることは忘れられていた。

1991年に焼失した山口サビエル記念聖堂が、1998年に再建設落成された時、この史実が脚光を浴びることになった。落成に先駆けて、1997年12月に完成記念プレイベントとして『「日本のクリスマスは山口から」フェスタ』が行われた。また、サビエルの生誕500周年の年、2006年11月には、サビエルの故郷スペインのナバラ州首相より、山口市が日本のクリスマス発祥の地であるとの認定書を受けている。

毎年12月「12月、山口市はクリスマス市になる。」をテーマに約30のイベントが繰り広げられる。 写真は、クリスマスナイトフェスティバル(阿東地域交流センター地福分館前)の様子。

参考HP


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