2013年12月20日金曜日

浴槽が青くなる 対策とコツ


お風呂の浴槽の表面の、お湯をはる水面近くがだんだん青、もしくは青緑になってきた。いつも浴槽洗剤をつけて洗っていてもだんだん青みが増してきている。この青い汚れの現象は、湯沸かし器から出る銅イオンと体やソープに含まれる脂肪酸(油)が反応して出来た不溶性の青い沈殿「銅石鹸」が浴槽表面に付着したもの。銅は毒という印象があるかもしれないが、「銅石鹸」はまったく健康には問題ない。

「銅石鹸」の形成を防ぐ最良の方法は、浴槽内を毎日清掃し、身体から出る脂肪分や石けんの脂肪分をきれいに洗い流すこと。しかし、青くなったものをどうすればよいか?

まず、風呂用の洗剤(ルック)やマジックリンでこすってみたら、わずかだが青みがとれる。しかし、時間をかけても青さはわずかしかとれない。

面倒なので、1,000番の紙やすりでこすってみたのだが、これでもわずかしかとれない。残った面積を考えると、ちょっと続ける気になれない。効率を上げるため、もう少し荒い紙やすりを使ってもよいかもしれないが、浴槽表面がどうなるか分からないので中止。
脂肪酸と銅イオンからなる金属石けんなのだから、銅を脂肪酸から引き離すことができればよいはず。銅はアンモニアイオンと錯イオンを形成できるので、アンモニアイオンが良いと思い、家にあった家庭菜園用の硫安(硫酸アンモニウム)を溶かして、浴槽を綿棒で少し磨いてみた。効果ほとんどなし。

アルカリがよいかと思い、重曹(ふくらし粉、炭酸ナトリウム)を溶かして使ったが、これもほとんど効果なし。さらに家庭菜園用の消石灰を溶かして使ってみたが、これもダメ。

キッチンハイターも試した。キッチンハイターはアルカリ(水酸化ナトリウム)、プラス次亜塩素酸が入っているが、効果ほとんどなし。

ここまできて、ネットで検索。調べてみることに。以下のような方法があった。
  • 台所用又は浴槽用のクレンザーで擦り取る。
  • 中性洗剤を使ってメラミン スポンジ擦る。
  • コーラで溶ける。
  • 食酢に同量の塩を入れた水溶液でスポンジでこする。
  • アンモニア水でこする
  • 「湯アカ分解」というアルカリ剤を含む市販品を使う。
  • パーツクリーナー(スプレー)を使う。(参考HP) 
クレンザーはやすりと同じなので、パス。中性洗剤を使ってメラミン スポンジ(ゲキトレ)も少ししかとれない。コーラは、タンサンがダメだったのでダメと思いつつ、試したがやはり効果なし。食酢に同量の塩も、ほとんど効果なかった。

パーツクリーナーはスプレー式のブレーキオイルなどの汚れをとるもので、イソヘキサンが主成分。浴槽はプラスチックなので、すぐ拭き取ったが、一応少しは青みがとれる。しかし、かなり時間がかかる。

アンモニア水を試した。たしかにすぐに青みはなくなる。ただ、青色は消えたが、若干茶色から黒の色がうっすら残る。まだ脂質が残っているようで、さらに台所洗剤で洗うときれいになった。アンモニア水は薬局で売っている。原液10%で使用する。臭いがキツイので、直接吸わないようにし、よく換気すること。ゴム手袋などして、手で直接さわらないこと。

ここまでくると、市販の「湯アカ分解」も試すしかない。近くのホームセンター、ドラッグストアに行ってみたが、どこにも売っていない。通販で買うことにした。値段は280円。送料も同じくらい。。。。(泣)(2017.3更新:現在Amazonで199円↓)

リンレイ社の「湯アカ分解」には、「キレート剤」だけでなく、湯アカ自体を分解する、「アルカリ剤」という特殊成分を同時に配合している。今までと同じように綿棒につけて、こすってみると、まずまずとれる。ただし、アンモニアほどではない。
メラミンスポンジにつけて、こするとアンモニアと同じレベルまでとれた。


下の写真は、照明で少し黄ばんでいるが、縦に3つの線が見えると思う。左から「湯アカ分解」をつけてメラミンでこする、「湯アカ分解」を綿棒でこする、アンモニアをつけて綿棒でこする。

追記:2017年12月 最近リンレイから「ウルトラハードクリーナーバス用」というのが出た(↓)。「湯アカ分解」と比較してみたが、「湯アカ分解」の方が「銅石鹸」に対しては効果があった。皮脂成分が多い場合はこちらが有効かも。



結論:「湯アカ分解」をつけてメラミンでこするか、アンモニアを使うことで「銅石鹸」は除ける。