ピート・ローズは、大リーグとはレベルが違い、日本野球はマイナーレベルだから、通算記録は意味がないと言っている。
イチローの言葉が印象的だ。「僕としては日米合わせた数字ということで、どうしたってケチが付くことは分かっているし、ここに目標を設定していなかった」イチローの目に見えた涙は、くやし涙だったに違いない。
さらに言葉が続き、くやしさをこんな形で表現している。「日本だけでピート・ローズの記録を抜くことがおそらく一番難しい記録だと思うので、これを誰かにやってほしい。とてつもなく難しいことですけど、それを見てみたいですよねぇ。」
4258安打という数字がどれだけすごいかというと、日本だと最多の張本勲だけが3千本越えの3085本。大リーグでは29人が達成している。日本と大リーグでは年間試合数が異なり、時期にもよるが30試合くらい大リーグのほうが多い。もしイチローが最初から大リーグで打っていればピート・ローズの記録をずっと早く越えていただろう。
50歳までプレーする意欲も隠さない。「子供の頃から、人に笑われてきたことを常に達成してきた自負はあります。小学生の頃、毎日練習して近所の人から『あいつプロ野球選手にでもなるのか』と笑われた。悔しい思いもしましたが、プロ野球選手になった。米国に行く時も『首位打者になってみたい』と言って笑われた。でも、2回達成したり…」。
イチローの大リーグだけの3000本安打記録は目前。しかし、こうなったら、なんとか大リーグだけで4257安打をめざしてほしい。
そう、イチロー(42)が50歳までやり、かつ毎年180本打てれば達成できる。誰が考えても不可能と笑うかもしれない。しかし、イチローの言葉を聞いていると、やれるかも、そしてやってほしいと思うのは私だけでしょうか?
そう、イチロー(42)が50歳までやり、かつ毎年180本打てれば達成できる。誰が考えても不可能と笑うかもしれない。しかし、イチローの言葉を聞いていると、やれるかも、そしてやってほしいと思うのは私だけでしょうか?