そもそも、竜巻はどこにどのようにして発生するのか?
竜巻は、発達した積乱雲に伴う強い上昇気流によって発生する激しい渦巻き 。大きな積乱雲の底から漏斗状に雲が垂れ下がり、陸上では巻き上がる砂塵、海上では水柱を伴う。
台風のように大きくはなく、局所で発生するが、破壊力は台風を上回る場合もある。米国ではトルネードといって、何度もデザスター映画になっているが、牛、車、家まで巻き上げられる場合もある。
山があるところより平たい平地が広がる場所で発生しやすく、米国のような大きな平地があるところでは年間1,000以上の竜巻が発生していて、学校内にはトルネード避難所が必ず儲けられているほど。
竜巻注意報出た時 何をすればよいのか?
TVで「竜巻注意情報」が発表されたからといってすぐに避難が必要なわけではない。発表されたら、まず空を見て積乱雲やその兆しが発生していないか確認してほしい。
竜巻の発生は突然なので、できる場所を予測することはできない。竜巻は短時間に猛スピードで様々なものを巻き上げながら移動する。見つけたら、屋外にいる場合は頑丈な建物などに避難し、屋内にいても窓ガラスには近づかず、一階の丈夫な机の下などで身を小さくして頭を守ること。
窓ガラスのそばにいると、外から風で飛び込んでくる物体で割れて、割れたガラスが自分に向かって飛んでくることになるからだ。
「竜巻注意報」は気象庁のココもしくはココでみれる。気象庁は、平成20年3月から竜巻やダウンバーストなどによる激しい突風が予測されるときに「竜巻注意情報」を発表している。