2016年6月28日火曜日

オセロゲーム発明者は日本人:その秘話

ボードゲームのオセロは、日本オセロ連盟会長でもあった長谷川 五郎氏が発明した。その長谷川氏が6月20日に亡くなった。

ボードゲームといえば、将棋、チェス、碁、オセロ、バックギャモンなどがありますが、この5つのうちだと、日本発祥は将棋とオセロだけ。

長谷川氏は、オセロ以外にも88オセロ、ソクラテス、ミラクルファイブ、セルゴ、大碁といったボードゲームも考案している。

驚くことに、オセロを考案したのは、長谷川氏が高校時代。第二次世界大戦後すぐのころで、牛乳ビンのフタを使って試行錯誤して完成させた。

1973年4月29日に「オセロ」という登録商標で販売され、日本だけでなく世界中でプレーされている。

オセロの名前は、シェイクスピアの「オセロ」が由来。「オセロ」に登場する、白人女性のデズデモーナと、その夫の黒人軍人オセロを白石と黒石にみたてた。登場人物がめまぐるしく寝返るというストーリーが、黒白の石が変化するのと同じというわけだ。

オセロ石の直径は、牛乳びんのフタとほぼ同じ直径34.5mmと、オセロ石の公式規格になっている。

長谷川氏は、6月20日に千葉県柏市内の自宅で亡くなった。83歳だった。

オセロ

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