2016年6月13日月曜日

舛添知事へのマスコミの対応に思うコト

先日の舛添知事の記者会見で、記者が「どうしたら辞めてもらえるのでしょうか」と尋ねた。

日本を代表する東京都の都知事に面と向かって、いくらなんでも失礼な言葉ではないでしょうか。舛添氏の味方をするつもりはありませんが、日本人のモラルやしつけはここまで落ちたのかと思います。

インパクトのある言葉だったためか、多くのTVがこの質問を映像として流した。流した時点でこれらのTVというマスコミも同じレベルということ。

確かに、舛添氏が公のお金を公私混同しているとしか思えない使い方をしていたようなので、都知事としての資質に問題は感じる。しかし、法的には問題ないし、未だ知事であるわけなのだから、敬意を示すのが大人の世界。

多くの人が辞めるべきだと思っているかもしれない。しかし、記者会見の代表質問で知事に面と向かって敬意を示すことなく、上に書いたような直接的な言葉を使うのは、どうかと思う。

「今回の騒動に対してけじめをつけるために進退をお考えでしょうか?」というぐらいがギリギリの質問ではないだろうか。

ちなみに、舛添 要一氏のことを調べてみると、1948年 福岡県北九州市八幡で生まれる。東京大学法学部卒業。東京大学教養学部政治学助教授になり、2001年には参議院議員に初当選。第1次安倍内閣、福田内閣、麻生内閣で厚生労働大臣をしている。2014年から東京都知事。

立派な肩書きが並び、この2年間東京都の知事として十分仕事をしてきたと思える。今後、都議会が辞任を迫まるでしょうが、良識のある大人の会話でものごとを進めていってほしいものです。

舛添要一

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