2016年12月8日木曜日

揉んではいけない最近の「使い捨てカイロ」

「使い捨てカイロ」が必要な寒さになりましたね。近所では昨日の朝から霜が見られるようになりました。

ところで、使い始める時「使い捨てカイロ」を揉んでいませんか?昔の「使い捨てカイロ」は揉んで反応させましたが、最近のは揉んではいけないそうです。

中身は鉄粉、活性炭、バーミキュライト、塩など。ビニールの封を開けて空気に触れることによって空気中の酸素と鉄粉が反応して、鉄が酸化される過程で出る熱を利用しています。

揉まなくても、酸素は不織布内の鉄粉と反応できるので、揉む必要がない。それどころか、揉むと布が目詰まりを起こし、酸素が入りにくくなるし、揉みすぎると布を破るかもしれない。

また、貼るタイプは揉むことで中身が片寄ってしまい、貼った時に体にフィットしなくなることも。

それでは、以前から比べて、どうして揉む必要がなくなったかというと、ビニールの袋がポイント。酸素を通さないビニール袋なので、破るまでは反応が起こらないようにできる。

以前は、そのような優れた袋がなかったので、反応を促進するのに揉んで混ぜ合わせる必要があった。

ところで、数時間使ってまだ使える「使い捨てカイロ」の反応を止めるには、ビニールなどの袋に入れて空気を遮断すればよい。そうすれば、後で取り出して再び利用できるのです。

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