これは、新潟県妙高市で行なわれている「かんずり」作りのプロセスの1つ「雪さらし」のシーン。
「かんずり」は、地元産のとうがらし、糀、柚子、食塩を原材料に作られる。
「かんずり」作りには、夏に収穫した唐辛子をまず塩漬けにする。次に大寒の日(1月)から「雪さらし」をする。田んぼに積もった雪の上にまいて3・4日おく。雪に埋もれた状態で「雪さらし」によって塩が向け、アクが除けるそうだ。
「雪さらし」した唐辛子に、糀、柚子、塩を加え、3年間樽の中で熟成・醗酵させる。
そして、再度「雪さらし」を行なう。唐辛子の味を引き締め、より一層マイルドな味に仕上げる。
刺身、ラーメン、うなぎの蒲焼き、お餅、みそ汁、もみじおろしの代わり、などなんでもあう。試してみる価値アリです。