2016年12月29日木曜日

案外知らない:カフェ、コーヒーショップ、喫茶店の違い

カフェ、コーヒーショップ、喫茶店、どれも同じように思うかもしれませんが、少しづつ違いがあるようです。

カフェの本家はフランスのパリで、街路に面し、歩道にせり出してテーブルや椅子が置かれている。日本人には、道側のホコリぽいところは敬遠されるが、パリでは一番よい席になっていて、場所によっては席代をとられたりする。

カフェでは、コーヒーだけでなくアルコールも提供する点が、コーヒーショップと違う。日本では「飲食店営業許可」が交付されていて、アルコールを提供できる。

喫茶店ですが、最近言わなくなった「純喫茶」という範疇があって、この場合アルコールは出さない。法律的には「喫茶店営業許可」が交付されていて、アルコールは提供できない。では、喫茶店はアルコールを出せないのかというと、「飲食店営業許可」をとれば、喫茶店と名乗っても問題なくアルコールを出せる。

コーヒーショップはその名の通りコーヒー中心のお店。コーヒーを提供するだけでなく、コーヒー豆を売っている。スタバやタリーズコーヒーのようにコーヒーショップは、カフェ、喫茶店に比べて新しいが、法律的には「飲食店営業許可」が交付される。

ただし、これらの区別はだいぶ崩れていて、つい最近スタバがアルコールを提供するようになったりしている。

他にも、最近はイタリアやスペインの「バール」なるものも、日本で増えてきている。彼の国では、コーヒー中心のカフェやバールは、朝ご飯にコーヒーとパンを提供する。(コーヒーではないが、ワイン・バールというのはワインと食べ物を提供する店で、オシャレで今どんどん増えている)

コーヒーショップやコンビニで持ち帰りのコーヒー片手にという忙しい時代になって、喫茶店やカフェでゆったり時間を使うことがなくなってきているのは残念ですね。


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