2016年12月17日土曜日

鴨南蛮、カレー南蛮の「南蛮」の意味

鴨(かも)南蛮、カレー南蛮の「南蛮」というのは、どういう意味でしょうか?

ソバには「南蛮」と名前の付く、鴨南蛮、肉南蛮、カレー南蛮などがあるが、「南蛮」というのは、漢字からの意味だと南蛮からの由来くらいの意味かしら?

「南蛮」というのは、中国の南や東南アジアの辺のこと。トウモロコシのことを、「南蛮」ということもあり、「唐モロコシ」として中国の南から伝来したから。

ところで、「南蛮」の読み方は、東日本では「なんばん」だが、西日本では「なんば」となる。といっても近くの店では最近まで鴨南蛮を見たことがなく、東京や京都に行った時くらいしかみたことがなかったように思う。

調べていくと、「南蛮」が「ネギ」という仮説がある。たしかに、鴨南蛮にもカレー南蛮にもネギは入っている。

ネギの原産は、中国西部・中央アジアなので、確かに南蛮由来。ネギを南蛮と呼ぶことはあるみたいなので、鴨南蛮の「南蛮」の意味は「ねぎ」で正解のようです。

そう言えば、「鴨がネギを背負ってくる」、とか「鴨ネギ」という言葉がありますが、鴨料理にネギは相性がよい。ネギによって、カモ肉の臭みが消えて、旨味が増すそうです。

最後に、ソバではないが、チキン南蛮というのがあるが、ネギはついてないですね??


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