2016年6月2日木曜日

まぶたがピクピク痙攣:原因と対策

気がつけばまぶたがピクピク痙攣(けいれん)していることを経験したことはないでしょうか?何かの病気のサインかと思うと、気になるところです。

もし、片目だけピクピクしている場合、それは医学的には、「眼瞼ミオキミア」というもの。「眼瞼」はまぶたのこと。「ミオ」は筋肉のことで、「キミア」というのは「波」とか「膨れる」という意味。

「ミオキミア」は、「眼瞼」で起こる場合以外にも、顔のほお、うで、足などどこでも起こる局所的な筋肉の痙攣。「足がつる」というような強縮ではなく、繰り返しの収縮。

「眼瞼ミオキミア」は、スマホやテレビ、パソコンの見すぎ、寝不足、疲れやストレスがたまっている時になる。

目の焦点を合わせる筋肉の「毛様体筋」や、眼球を動かす筋肉の「外眼筋」が疲労することで、血管が圧迫され血行が悪くなり、その結果まぶたを動かす筋肉が痙攣する。

まぶたの痙攣を止めるには、目の疲労が原因なので、まずは目を十分に休ませること。しばらく目を閉じて、できれば温かいタオルを目にのせる。

スマホやパソコンのモニターに含まれるブルーライトも目を疲れさせるので、ブルーライトをカットできるメガネをつかうとよいです。案外効果があります。

首肩を温めることで、血行を良くすると体全体の血行がよくなり、目の疲れもとれる。早く仕事を止めて、その日は十分な睡眠をとること。

「眼瞼ミオキミア」は、ほとんどが一時的なもの。しかし、痙攣を繰り返す場合、「本態性眼瞼痙攣」のようなまぶたが開かなくなり失明したのと同じ状態になる病気もあるので、すぐに眼科で診てもらいましょう。「眼瞼痙攣」については、またご紹介します。

調べていたら、目を温め、蒸気で潤し、マッサージするエステ兼の健康器具がありました。目のくまもとれるということで、試してみたいところですが、ちょっとお値段が。。


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