2016年6月27日月曜日

蚊に刺されやすい人とそうでない人の違い

庭に出るだけで、蚊にさされる時期になりました。長袖を着て少しでもさされないようにと思って対策していても、生地の上からでもさす強者の蚊もいる。よく自分は蚊にさされにくいとか、逆に刺されやすいという人がいます。

蚊に刺されやすい人とそうでない人の違いはなんでしょうか?蚊側から見れば、惹きつけられる人というのはどんな人でしょうか?

人が出す二酸化炭素に蚊が誘因されるのはご存知のとおり。それ以外にも、蚊は乳酸や尿酸といった人間の体表から出る分泌物、さらに体温を検知して獲物を定めている。

運動したり、アルコールを飲んだ後で、二酸化炭素などの排出は高くなるので、そういった人がより蚊に刺されやすい。たぶん同じ理由で妊婦や太った人も刺されやすいという。

また、体表についている細菌が出すにおい物質が蚊を惹きつけるという。まあ、これも体臭の一部にはちがいないが。。

人によって細菌の種類やその組み合わせは異なるので、蚊を惹きつけ具合は人によって違う。足や足首が刺されやすいのは、足がクサいからという言い方もできるが、こうした細菌が多い場所だからだ。

血液型でも刺されやすさが異なる。O型の人はA型の人に比べて2倍近く刺されやすいという(B型はその中間程度)。皮膚から血液型依存的に分泌している化学物質に蚊は誘引されるらしい。

血液型以外にも、遺伝子レベルで蚊を引きつけやすい人がいることが最近の研究で証明された。1卵性双生児の場合は2人そろって蚊に好かれるか嫌われるかのいずれかだった。一方、2卵性双生児の場合、姉妹の間では違いが出ることが分かった。この結果は、遺伝子の違いで蚊を引き付ける成分があることを示している。

野外で、蚊に刺されないようにするには、虫よけスプレーを使うしかない。特に出ている肌の部分や足下にしっかりかけましょう。

虫よけスプレーをカンタン自作する方法について以前のBlogをご参考ください(ココ)。


蚊取り

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